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この動画の中では、「考えを言葉にする方法~5つのステップ~」をお届けいたします。
自分が考えてることとか、今感じていることは、頭に浮かんではいるんだけれども、言葉にならない。言葉が出てこない。
言葉にして、目の前の人に伝えることができない。
ああ、もどかしい!
という経験をされたことはありませんか?
例えば、会議のときなどに「で、君はどう思うの?」と急に意見を聞かれたり、飲み会でも、急に話を振られたりすることもありますよね。
こんなときに、自分の考えていることがスラスラと言葉が出てきたらいいけど、なかなかうまく言えない。言葉が出てこない。
ああ、もどかしい!
今回の動画は、そんな方へお届けいたします。
今日の話をお聞きいただけましたら、自分の思考、考えを言葉にするために一番大事なポイントが分かります。
また、そのトレーニング方法も分かりますので、自分の考えていることを言葉にしてスラスラと話せるようになります。
その結果、コミュニケーションがものすごく上達しますので、ぜひ最後までご覧ください。
まず、今回の動画の結論とも言える、一番大事なポイントをお伝えいたします。
考えを言葉にする、思考を言語化する一番大事なポイントは、「視覚的に考える」ということです。
先日お届けした「相手の本心が分かる方法~テレパシー~」の中で、イメージとか、脳内スクリーンとか、そんなことを話しましたが、そのイメージなのです。
「映像的に考える」と言ったほうが、分かりやすいかもしれません。
とにかく言葉を言葉だけにしておかないで、映像を見るようにして考える、映像を見るようにして言葉にするということなんです。
なんで言葉を出すために、映像、イメージが大事なのでしょうか?
人間は、五感で感じて、外からのいろんな情報を得ています。
なんと、そのうちの8割以上が、視覚からの情報だと言われているのです。
目を閉じてみれば分かると思います。
耳で音や声を聞いたり、匂いや香りを嗅いだり、味を舌で感じたり、物に触れたり、僕らはいろいろな方法で情報を得ています。
その中で、目で見て得ている情報が、なんと8割以上なのです。
とにかく僕らは、コウモリと違って、視覚に頼っている生き物だということです。
ですから、自分の中に浮かんだ考えとか思いとかを言葉にするっていうときにも、「視覚的に考える」のがすごく大切というか、こちらのほうが、思考回路として自然なんです。
例を挙げてみます。
「それでは、日本の都道府県を10個言ってみてください。」
いきなり言われたら、少し戸惑いませんか?
都道府県・・・えっと、まず、東京都、大阪、あ、いや、大阪府。
名古屋、いや、名古屋じゃなくて愛知県だ。
とかね。
実は、言葉で探すと、意外と難しいのです。
言葉って、なかなか出てこないのです。
じゃあ、どうすれば、スムーズに言葉が出るのでしょうか?
こちらを思い浮かべてください。

最初に、日本地図を頭に思い浮かべるのです。
僕は、頭に思い浮かべることを、自分の脳内スクリーンに思い描くと表現しますが、まさに自分の脳内にスクリーンがあって、そこに映像が映るという状況です。
そうすると、どうですか?
ご自分の住んでいらっしゃる都道府県名が出てくるかもしれません。
僕なら、今鳥取県で喋っていますので、まず、鳥取県。
えっと、左隣が島根県で右隣が兵庫県。
下の方に広島県と岡山県。
それから、東京都とか・・
このような手順でやっていくのが、「視覚的に考える」ということです。
そうしないで、「都道府県名、都道府県名」というふうに言葉だけで考えていると、東京都、大阪府くらいで言葉が詰まってしまう場合が多いのです。
視覚的に考えると、「これがここにあって、その近くにこれがあって、あれがあって」というふうに言葉に変換していきやすくなるわけです。
視覚と言葉の回路を繋いだから、言葉が出やすくなったのです。
目で見る、つまり、視覚的に情報を得ること。
これが、僕らが普段から無意識にやっていることです。
つまり、僕らが慣れていることなのです。
なので、視覚的に情報を得るという、僕らが慣れていることと、言葉との回路を繋げれば、言葉が出やすくなるのです。
「視覚と言葉の回路を繋ぐこと」
つまり、イメージすることです。
視覚と言葉を繋ぐトレーニング方法
さて、ここからは、視覚と言葉を繋ぐトレーニング方法を5つのステップに分けて、お伝えいたします。
まずは1つ目、これは簡単です。
1.目に見えている物の名前を言う
今自分の目に見えている物の名前を言ってみてください。
自分の視界に入っている物の名前を、呼んでいくだけです。
例えば、今僕は、YouTube動画を収録中です。
愛用のノートパソコンに向かって話しています。
視界に入っているのは、ノートパソコン、マウス、マウスパッド、2台のモニター、置き時計、あとは、目の前の壁には7月のカレンダーが貼ってあります。
指を差しながら、近くにあるもの、見えるものの名前を、一つづつ言ってみてください。
これ、お恥ずかしいのですけど、今、モニターって、僕言いましたよね?
実は、さっき、このモニターという単語が出てこなかったのです。
昨日の夜に、次男との会話で言っていたのに、ド忘れですよね。
しばらく考えても思い出さないので、「パソコンの画面を映すもの」と、わざわざ検索して調べました。
そのくらい、僕らは身の回りのものの名前を口に出して言ってないのです。
なぜなら、先日の動画でお伝えしたとおり、日本人は、日本人の特性である以心伝心・テレパシー、つまり「あれあれ、これこれ」で会話が成立するからです。
それをあえて封印して、ものの名前を言っていくというトレーニングです。
モニターという単語が出てこないときもあって、けっこう恥ずかしいですから、人の見てないところで、一人でやってみてください。
まずは、30秒で良いですから、ある程度の時間を取ってみてください。
もしかしたら、僕と同じように、「あれ?これ、何だったかな?あれ?ど忘れしちゃった。」ということがあるかもしれません。
もし、皆さんが、いつも見ているものの名前・単語が、すぐに出てこないということあるとしたら、会話中に、自分の考えや意見などの漠然としたものを言葉に換える、変換するのは、そりゃ、難しいですよね!
だから、「うまく言葉にできない」という悩みは、誰も持っているような、当たり前のことなのです。
なぜなら、考えや意見というのは、名詞・単語じゃありません。
表現するのは、もっと遥かに難しいからです。
なので、僕らは、自分の考えをなかなか言葉に変換できないんです。
思考を言語化するのが苦手なのです。
そうだからといって、「私って、頭悪いのかな?」みたいに、劣等感を持つ必要は、まったくありません。
それだったら、モニターという単語がが出てこなかった僕も、頭がすごく悪いってことになりますよね。
でも、それなりに、このように喋っております。
ただ、やっぱり、自分の考えを言葉にしたいですよね?
その基本は、見えているものを、はっきり言葉で表現することです。
まずは、ここから始めましょう。
そうすることによって、自分の視界に入っている、視覚の情報と言葉との回路がスムーズに繋がるようになっていきます。
とりあえず、このトレーニングを繰り返しやってみて、目の前のものの名前を10個くらい言えるようにしてください。
そうすると、だんだんだんだん、言葉が出るようになってきます。
つまり、視覚の情報と言葉との回路が繋がって来るわけです。
ここまでできるようになると、次のステップに進んでみてください。
視覚と言葉を繋ぐトレーニング方法
2.少し条件をつけて、名前を呼ぶ
次も簡単です。
今度はちょっとだけ条件をつけて、名前を呼んでいくのです。
例えば、赤い物限定で、名前を言ってみましょう。
僕の場合は、今、カレンダーの日曜日が赤い数字ですので、カレンダーの数字。
ティッシュ箱の一部に赤い花が描かれているので、ティッシュ箱の花。
とか、こんな感じです。
赤ができたら、例えば、次は青限定で名前を言ってみましょう。
僕の場合は、スマホケースが青なので、スマホケース。
冷暖房のリモコンの冷房のボタンが青なので、冷暖房のリモコンボタンとか、こんな感じです。
ちなみに、今、リモコンの単語がパッと出なくて、10秒くらい考えたのは内緒です。
この少しだけ負荷を掛けたトレーニングで、さらに言葉が浮かびやすくなります。
簡単ですよね。
それでは、次のステップに挑戦してみましょうか。
視覚と言葉を繋ぐトレーニング方法
3.簡単な説明を付け加えて、名前を言う
今度は、視界に入っているもの、身の回りにあるものを、簡単な説明、つまり、形容詞などを付け加えて、名前を言うというトレーニングです。
例えば、僕の目の前にあるのは、ノートパソコンですが、四角い形なので、四角いノートパソコン。
また、5年前から使っていますので、5年前から愛用しているノートパソコン。
マウスは無線で使っていますので、無線で使っているマウス。
立体的なマウスパッド。
とか、こんな感じで、少しだけ説明を加えて、目に見えているものの名前を言葉にして言ってみてください。
一気にできなくても全然問題ありません。
僕のように、最初は、単語が出なくても大丈夫です。
少しづつ、少しづつ、繰り返してみてください。
そうすると、ある瞬間にパッと言葉が出るようになってきます。
もっとも、僕ももうすぐ58歳になるおじいちゃん世代に入っていますが、僕らが、「えーと、何だったけ?あれだよ、」というのは、ごくごく普通ですから、ご安心ください。
本当に、ちょっとずつで良いです。
ちなみに、マイスピチャンネルで対談をさせていただいているこうさいさんによれば、慣れてくると、本当にゾーンに入ったような状態にもなるんですって。
例えば、僕が中学時代に英語の辞書を引くのが、最初はすごく時間が掛かっていました。
正直、辞書を引くのは、英語に限らず面倒くさくて仕方がありませんでした。
ところが、ある日のある瞬間から、その調べたい単語のページが一発で出るようになったのです。
これ、普通に考えると、おかしいじゃないですか。
調べたい単語の近くのページを開くのなら、まだ分かります。
でも、一発でそのページが出る、一発でページを開くことが何度も続くのは、確率的におかしいです。
でも、こうさいさんによれば、慣れというものが、それを可能にするとのことです。
僕らは、そういう能力を初めから持っているのです。
それを開発していないと言うか、忘れているだけなのです。
つまり、繰り返しトレーニングすれば、必ずどこかの瞬間に、「あれ?なんでこんなにスラスラ言葉が出るんだ?」と思うときが、誰でもやってくるのです。
話が少しズレましたので、元に戻します。
このトレーニングの大事なポイントをお伝えします。
目に入ったものを、ぱっと言葉にしてみてください。
素直に言葉で表現してみてください。
なんで、素直に、なのか・・・
僕らは、考えてしまうと、言葉がだんだん出にくくなるからです。
普段の会話では、こう思うことってありませんか?
この言葉、言っていいかな?
この言葉、相手に失礼じゃないかな?
この言葉を言って、自分の語彙力のなさ、学歴の低さがバレないかな?
この下ネタは、サスガにやばいよな。
いろいろ考えてしまうわけです。
だからまず、トレーニングは、一人で何を喋ってもいいという環境でやってください。
それでは、視覚と言葉を繋ぐトレーニング方法、4つ目をお伝えいたします。
このトレーニング方法は、すぐに会話で役に立つ、実践的な方法です。
4.イメージする
4つ目のトレーニングは、見えてないけど、あたかもそれが「まるで目の前に見ているかのように」イメージして言葉にするということです。
一番最初のほうで、僕が「日本の都道府県を10個言ってみてください。」と言いましたね。
その際に、言葉だけで考えて、都道府県名を言うよりも、日本地図をイメージして、自分の脳内スクリーンに思い描いて、都道府県名を呼んでいったほうが、遥かに言いやすかったですね。
それと同じことです。
例えば、「甘い食べ物を10個あげてみよう。」というような、お題にするとしますね。
これを「甘い物、甘い物、甘い食べ物・・・」っていうふうに考えると、都道府県名を言葉だけで考えるのを同じになって、10個出すのに時間が掛るかもしれません。
人によるとは思いますが、僕のようにモニターとリモコンの単語が出てこないタイプだと、けっこう大変かもしれないです。
そこで甘い食べ物と聞いたときに、まず、イメージするのです。
脳内スクリーンに、甘い食べ物の映像を浮かべるのです。
甘い食べ物と思ったら、皆さんは、何が思い浮かびますか?
僕はチョコレートパフェが好きなので、真っ先に、チョコレートパフェが浮かびます。
そうしたら、チョコレートパフェから連想するのです。
チョコレートパフェなら、上の方にアイスクリームが乗ってるな。
これも甘い!
そういえば、アイスクリームの隣にメロンも乗ってるな。
これも甘い!
下の方には、シャーベットみたいなのもあるな。
これも甘い!
あ、そういえば、普通のチョコレートもあるな。
考えてみたら、チョコレートにもいろいろあるな。
板チョコ、チロルチョコ、めちゃくちゃ甘いホワイトチョコレート、生チョコ・・・
このように、いろいろ連想が広がります。
そうなると、甘い食べ物を10個程度上げることなど、簡単にできるようになります。
この連想ができるようになると、皆さんの脳内スクリーンに鮮明に映像が映るようになってきます。
そこで、次がポイントなのですが、自分の脳内スクリーンに映った映像が鮮明であればあるほど、相手の方の脳内スクリーンにも鮮明な映像を描かせることができます。
つまり、話している内容が、相手の方に言葉ではなくて、映像として伝わるわけです。
以前お届けした動画の中で、これこそがテレパシーであるとお伝えしたとおりです。
そうなると、究極、言葉はいらないわけですが、言葉も使ったほうが、よりよく相手に伝わるのです。
では、このように、一つのお題に連想までできるようになりましたら、最後5つ目のトレーニングにチャレンジしてみてください。
視覚と言葉を繋ぐトレーニング方法
5.他のことをしながら名前を上げる
実際に、人と会話する時のことを思い浮かべてください。
静かなところで、二人っきりで向かい合って座って、じっくりと話す。
こんなケースは、滅多にないですよね。
僕らが話すときは、たいてい、他のことをやりながらの場合が多くないですか?
テレビを見ながらだったり、ゲームをしながらだったり、僕の奥さんなんか、スマホで漫画を読みながら、僕に返事をしますよ。
要は、僕らは話しながらも、いろんなことをやってるのです。
では、他のことをしながら、名前を上げてみましょう。
それが実践的ですよね。
例えば、足踏みをしながら、都道府県名を上げてみましょう。
手拍子しながら、都道府県名を上げてみましょう。
踊りやダンスが好きな方は、踊りながら都道府県名を上げてみましょう。
このようなちょっとの負荷を掛けても、視覚的に考えて言葉に出せるようになっていくと、日常会話でも、スラスラ言葉を出せるようになってきます。
つまり、脳内スクリーンに映像を描きながら言葉を出せるようになれば、コミュニケーションは楽勝なのです。
まとめますと、
考えを言葉にする、思考を言語化する一番大事なポイントは、「視覚的に考える」ということです。
1.目に見えている物の名前を言う
2.少し条件をつけて、名前を呼ぶ
3.簡単な説明を付け加えて、名前を言う
4.イメージする
5.他のことをしながら、名前を上げる
大事なのは、まずは、やってみることです。
目に見えている物の名前を言うこと。
ここから始めましょう。
少しづつ続けてみましょう。
このトレーニングを継続していれば、どこかのタイミングで、思っていること、考えていることが、すらすら言葉になって出てくるようになります。
そうすれば、自分の考えや意見を、簡単に相手に伝えることができて、コミュニケーション能力がものすごく上達します。
人と心が通じる、快適な人生を送ることができます。
動画でも同じテーマで喋りました。
動画でご覧になりたい方は、こちらです。
【参考動画】「考えを言葉にするのが苦手」を毎日5分で克服!言語化力アップの超基本】【三木恵様】
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