嫌いな人,味方になる,方法

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嫌いな人が味方になる方法

読了までの目安時間:約 19分

 

こんにちはコミュニケーションで人生を変える専門家の山根茂です。

 

この動画の中では、「敵と仲良くなる方法」をお届けいたします。

 

以前公開しました「敵が味方になる方法」という動画の中で、結構詳しく3つの僕の体験をお伝えしてるんですけど、今日も一つ敵と仲良くなっちゃったっていうお話をしようと思います。

 

以前の動画の中では、同じ方向を向くことですよって話をしました。

 

わかり合えない人も、実際は僕ら多いんですけど、実はすごく仲の悪い人でもわかり合えて仲良くなる人もいるんですよ。

 

僕の人生はどちらかというと、仲悪かった人と仲良くなったケースの方が実は多いですね。

 

思い返してみますと、最初仲良かったんだけど、後から仲が悪くなったんだというケースは、元々あまり良くない人と表面上仲良くなってた場合が多く、いずれ仲たがいをしていた人たちばかりなんです。

 

でも逆に、最初は僕に嫌なことばっかりやってきて、イヤーな人だったんですけども、強い個性を持って敵対意識もこちらにあったけども、実際話し合ってみると、腹を割って話してみると、仲良くなったって人がね本当にたくさんいるんです。

 

僕が本音派だからそういうことができる部分もあるのかもしれませんが、今日の体験を喋ることによって、何か皆さんのヒントになればと思ってね。

 

今回もですね、結構強烈な体験をお話しようと思います。

 

これはですね、僕が米子市と言いまして、実家を出て14年間ぐらいそこに住んでたんですよね。

 

最後、実家に帰ってきたんですけども、本来であればもう2年先に実家に帰る予定だったのが2年早く帰ってきたんです。

 

これはなぜかというと、住んでいた団地のお隣が強烈で、もうそのお隣のせいなんですよ、はっきり言いますとね。

 

おかげといいますかね、強烈なお隣さんがいたんですね。

 

僕らがその米子市っていうところで、一番最後に住んでた団地は、実は元々すごく環境が良かったんです。

 

当時、子供が4歳と2歳ぐらいだったと思うんですけどね。

 

家族4人で住んでて、すごく仲の良いオタクが多くて、特に2件すごく仲の良さがありまして、子供たちと遊んですごく快適でした。

 

お隣もすごくいいオタクで、本当に良いお付き合いもさしていただいてたんですよ。

 

ところがそのお隣さんが、引っ越しだったんですね。

 

うちも餞別を持っていきまして、「ありがとうございました」って「本当にお世話になりました」みたいな話をしました。

 

「次はどんなお隣さん来るんかな」なんて思ってたら、ある母子家庭、お母さん1人、高校生ぐらいの男の子1人が、引っ越してこられたんです。

 

最初の挨拶はきっちりしたんですけども、ちょっと初対面から陰湿な感じは確かにしたんですよね。

 

でもそんなにね嫌うわけにもいかないお隣さんですからね。

 

と思っていたら、しばらくしたら壁を蹴る音がしだしたんです。

 

それがうち4歳と2歳の男の子なんで、うるさいじゃないですか。

 

走り回ったりしますよね。

 

それは、隣に聞こえたりもするんですよ。

 

マンションじゃありませんからね。

 

そういう団地なんですよ。

 

今までなかったのに、ゴンゴンゴンゴンと壁が蹴られるんですよね。

 

「うるさかったな」と思って、子供たちに「静かにしろよ」って言ってたんですけど、4歳と2歳の男の子がそんな言うこと聞きませよ。

 

当時の僕は、今と違ってすごく不健康で、咳が年中出ているという免疫力がすごい弱い時期だったんですね。

 

とんでもないことがあって会社を辞めて、心身ともにボロボロになってその団地に住んでて、2年間ひきこもってた時期なんですね。

 

体温を測ってみると、34.8度が平均で、平均体温が35度行かなかったんですよ。

 

なので免疫力がすごく低くて、とにかく体が弱いと咳をしているという状況でした。

 

しかもその咳をしているそういう状況って、腹が立つことがあると、めちゃ体調悪くなるのです。

 

僕すごく咳込んだというそんな時期に、隣のゴンゴンゴンゴンが始まったんですよ。

 

まずはあまりにひどかったので、不動産屋に言うんですよね。

 

不動産屋は相手に言ってくれるってことだったんですけれども、全然おさまらなかったんです。

 

しかも、不動産屋もなぜかすぐ連絡をくれるって言ったのに、連絡が来なかったりしたんですよ。

 

不動産屋も正直、よろしくなかったですね。

 

そんなことが何ヶ月か続きまして、さすがにこれはやっていけないと思いました。

 

正直そういう話を、あの周りの近所の仲の良いお宅とはするもんですからね。

 

はっきり言って僕らの隣の家って、村八分状態だったと思うんですよ。

 

逃げてくれたらいいのに逃げないですよね、そういう方は。

 

あまりにひどいので、こっちも蹴ったりもしてですね。

 

そしたらまたゴンゴンゴンゴンみたいな。

 

そんなんやってこりゃ駄目だと悟りました。

 

それで、もうここにいてもあの子供の教育上良くないと。

 

しょうがないことをやって「静かにしなさい。静かにしなさいって」言うと、子供がこのままでは縮こまってしまうと。

 

子供に「静かにしなさい」っていう、親の僕らも精神的に疲れ果ててきました。

 

毎日ビクビクして過ごさなくちゃいけなかったんですね。

 

だったら田舎の実家に帰ろうと。

 

そこならもういくらでも遊んでいいよと。

 

走り回れる大きな庭もありますからね。

 

庭でサッカーもできますからね。

 

キャッチボールもできますからね。

 

というふうに考えて引っ越しを決めまして、引っ越し業者と話をして、あと10日したら引っ越すというときに、最後、話し合いに行ったんですよ。

 

僕としては、あと10日しかいないから、「壁を蹴るな」「蹴らないでくれ」ということを、歩けば5秒で着くようなお隣に、心理的には、遠路はるばるお話に行きました。

 

最初はなかなか出てきませんでしたけど、お母さんが出てきましたよ。

 

向こうも大警戒ですよ。

 

こっちも咳しながら怒ってますよ。

 

用件はわかってますよね、向こうもね。

 

どういう話し合いの経緯か、ちょっと覚えてないんですけど、最初はお互いやっぱりね、警戒しながら「なんですか」みたいな感じだったんですけど、やっと話の糸口を見つけたのが、お隣さんは、どうも不動産屋に騙されてたんですよ。

 

これがわかったんですよね。

 

っていうのは、静かな団地だと言われて、「絶対大丈夫です。静かな団地ですよ。うるさくないですよ。」って不動産屋に勧められて、この団地に来たそうなんです。

 

でも、子供がたくさんの団地で、うるさい団地なんですよ、元々。

 

昼間なんかすごいうるさい団地なんですよ。

 

だから、不動産屋が空いてる部屋があったから、とりあえず入ってほしいということで、そこを埋めるために、そういう具合に、大げさに言っちゃったんだと思うんですよね。

 

高校生の男の子が受験があったらしくて、気難しい男の子だったと思うんですけども、精神的に不安定な子だったとは思うんですけども、受験だということで来たけどもうるさいと。

 

しかも隣の家がうるさいと。たまらず、子供が蹴り出したと。

 

なんか知らんけど、お隣の僕らのほうですよね、もう切り返してくると。

 

もう腹が立って、私も蹴ったということで言われて。

 

でもその「蹴った」ていう言葉が、向こうから向こうのお母さんから出た時点で、ちょっとこちらに心を許してくれているわけですよ。

 

そこの時点でなるほど共通の敵がいたんだと。

 

これは前の「敵が味方になる方法」でお話をした通り、共通の敵がいて、その敵に向かって同じ方向を向けば、発展的な話になるんですよ。

 

「なるほど、不動産が悪かったですね。」

 

「それは不動産に騙されてましたね。」

 

「でもご覧の通りの団地ですからね、僕らとしては、子供の教育上もこれ以上は耐えれない」と。

 

「10日後に出ていきますから、とにかく10日間は我慢してくれと、お子さんにもお伝えできますか」

 

「お子さん呼んでいただけますか、僕話しますよ」と言ったら、さすがに僕が怖かったみたいで、「いやそれは勘弁してください」って言われて、10日間は確かに蹴った音はしなかったですね。

 

でも途中でそのお母さんが変わってきて、僕があんまり咳こむんで、「本当に腹が立つと咳き込むんですよ」と僕も言ってて、「大丈夫ですか」っていうようになりました。

 

「大丈夫ですよ。ただ本当にすいません、怒らせないでくださいね。」みたいな。

 

そんな感じで話して、それが最後でしたけどお会いしたのは。

 

向こうも「本当にすいませんでした」と。

 

「いやこちらこそちょっとね、こういう家庭ですからね、ご了承いただければと思います」と。

 

「こちらこそすいません」とか言ってないですけど、僕はね。

 

最後はお互い7割ぐらいわかり合えたかなっていう、その前日に比べたら遥かに仲良くなってるわけですけど、同じ方向性を向いて、敵が不動産屋だったなみたいな感じでね、本音をぶつけ合いってそれもね良かったなってことです。

 

それから10日後にね、無事実家の方に引っ越しをしました。

 

そして結果として、本当はもう2年、その団地に住む予定だったのを2年早く実家に帰ることによって、長男は小学校一年生からその地元の小学校に入ることができて、すごく内気な長男でしたけどもね、のちのち取り込むことができました。

 

次男は幼稚園から保育園の方に移ったんですけども、そこで友達もできてね、小学校に入る前に地元に溶け込むこともできました。

 

また庭を走り回るとか、キャッチボールしたりとか、サッカーボールを蹴ったりだとか、米子にはなかった地元の自然にあふれた大きな公園で、思い切り子供たちを遊ばせることができました。

 

うちの実家から自転車で5分で海に行けますので、海を小さいときから見ることができたとか、いろんなことができてね、本当に良かったです。

 

特に長男なんかは、僕の叔母に連れられて、地元の海の近くを何キロも毎日一緒に歩いてたみたいなんですよ。

 

だから足腰が鍛えられたっていう面がでかくて、今走ってるマラソンの土台が出来上がったと言っても全然過言じゃないんですよ。

 

だから、壁をどんどんしてくるとんでもないお隣さんのおかげで、うちの子たちが結果的に伸び伸びと育ったと言っても、これは過言じゃないんですよね。

 

まとめますと、敵がいた場合、話し合ってみると仲良くなる場合も多いということです。

 

ただ、絶対わかり合えない人もいます。

 

これは無理な人っているんですよ。

 

僕はよくクレイジーって呼んでますけど、クレイジーは駄目です。

 

だけども、本当にひどいことをしてきた人も、話し合ってみたら、味方になる人もいる。

 

前の動画で言った通り、前の営業の会社でね本当に1年半ぐらい僕にひどいことばっかりした部下が最後は僕の一番の味方になって、本当に僕をずっと励まし続けてくれたとかねいうのもあるんです。

 

話し合ってみないとわからないんで、ただこの話し合ってみるのも、上辺の言葉では通用しません。

 

本当に腹を割って、こちらも怒ったなら怒った表情をして、正直な言葉を相手に訴える。

 

そして、それ以上に相手の言葉を聞くっていうことですね。

 

相手にも相手の言い分があるんですよ。

 

今回お隣も本当に静かだと思って、不動産屋がずっと絶対大丈夫だって言ってたのに、「うるさかった」。

 

そのギャップに驚いて、その怒りの矛先が不動産屋じゃなくて、僕らの方に向いちゃったというケースなんですよね。

 

そういうことがわかれば、こちらも怒りが多少おさまるし、「そうですか」っていうことになります。

 

そうですかって、こっちがわかった表情をしたら、向こうは安心するんですよ。

 

これがね、心の交流かと思います。

 

本当にね、わかり合える人もいるんですよ。

 

今回は、どちらかというと、わかり合えない人も必ずいるんですけども、わかり合える人もたくさんいるんだよと。

 

ただ、その場合は、自己開示です。

 

自分が正直な感情をだし、正直な言葉で、最低限の礼儀を持ち、怒りをぶつけると。

 

でもそしたら向こうも向こうでちゃんとこちらの言うことを受け取り、自分の怒りをぶつけてくれる。

 

こちらの態度によって、向こうの言葉や態度は違ってきますんでね。

 

それが僕は何度も、1桁じゃないんですよ。1桁ではないです。

 

敵だった人と仲良くなったのは、思い返すと、結構いるんですよ。

 

だからね、コミュニケーションなんです。

 

本当に心の交流なんですよ。

 

それが心の交流ができてない、誤解ばかり生んでしまうと、大変なことをされちゃうんです。

 

そこはね、ある程度の経験値とやってみないと、話し合ってみないと、わからないケースが実は多いんです。

 

だけども、話し合う価値はあるということなんですよね。

 

今回もお隣さんとそこまで仲良くなれると僕は思ってなかったので、ただあと10日しかいないから、うちが逃げるから、あと10日我慢してくれと言いに行っただけだったんですね。

 

ということで、敵が味方になるときもあります。

 

敵と仲良くなるときもありますからね。

 

そういった場合は、コミュニケーションを図ってみてもいいんじゃないでしょうか?

 

ちなみにこの不動産は結構やらかしてるんすよ。

 

ここでは言いませんけど、ちょっと今回の一番最後の件もそうだったんですが、実はそれまでも結構ひどいことを不動産の社長がやってて、僕知ってるんです。

 

それをね、あんまり詳しく言いませんけど、だからやっぱり不動産はいいところを選んだ方がいいっすね。

 

僕はそこのところと前の物件もその不動産屋だったのに、どちらの物件でもひどいことされたんですよね。

 

でもね、物件は二つともすごく良かったんですよ、

 

僕は本当に気に入っていました。

 

仕事でやってる会社って、仕事はきっちりやってくれるだろうって、消費者が思ってるんですけど、お客様が思ってるんですけど、そうじゃないっていうこともそのときに学びました。

 

不動産は、きっちり選んだ方がいいと思いますね。

 

 

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