コミュニケーションの「話す/聞く/伝える/理解する」4つのスキルを伸ばすためのオンラインのコミュニティでみんなでワイワイ楽しくやってます。
今回の動画で話した内容を書き起こしました。
こんにちは。
コミュニケーションで人生を変える専門家の山根茂です。
自分とどうしても性格的に合わない人っておられませんか?
合わないだけならまだいいけど、その人が嫌味なことを言ったり、嫌なことをしてきたら、皆さんはどうしていますか?
最善策は、決まっています。
とにかく逃げましょう!
距離を取りましょう!離れましょう!
少なくとも、自分からは決して近づかないことです。
でも、どうしても逃げれない、離れられない場合がありますよね?
今回は、そんな時にどうしたら良いかというお話をします。
合わない人、嫌いな人が近くにいたとしても、嫌なことをしてきたとして、皆さんがいわゆる「ごきげんさん」、機嫌の良い状態で過ごすことができるようになりますので、ぜひ最後までご覧ください。
結論から言いますと、「明確な心の境界線を引く」です。
まず、もう一度言いますが、合わない人とは一緒にいないことが、お互いのためにベストです。
合わない友達とは、なるべく会わなければいいんです。
苦手な人からお誘いされても、なるべく断ってください。
嫁と姑目のそりが合わない時は、お互いが会わなければいいんです。
家族でも、合わない人とは、別々の部屋で過ごせばいいです。
食事も一緒に食べなければいいのです。
久しぶりに会ったら、仲良くできることもあります。
でも、職場とかだと、そうはいかないケースもありますよね。
嫌いなあいつ、性格の合わない彼、彼女・・・
そんな人が隣に座っているとか、向かい側の席で時々こっちを見るとか、同じ班、同じ係とか、こんな場合は、逃げたくても、離れたくてもできないですよね?
もっとも、職場自体が嫌なら、転職を視野に入れてもいいですけどね。
ということを偉そうに語っている僕こそ、合わない人とは戦ってきた張本人です。
サラリーマンだった僕は、それで心を病んで、体調も悪くなりましたので、まずはその失敗談をお話しいたします。
その上で、昔の僕に、こうやれば良かったのに!とアドバイスしてやりたいことをお伝えしますね。
元々僕は、人に合わせることが苦手なタイプでしたから、そんな人が自分と合わない人とうまく付き合える道理がないわけですよ。
合わない人はいろいろいましたけど、今回は、I君という元部下とのことをお話します。
自分と正反対の人っていませんか?
正反対の人の中でも好きな人もたくさんいますけど、その人が横柄な態度や偉そうな言動をする人だったら、これは、付き合いたくないタイプってことになりますよね。
彼は、僕にとっては、まさに、そのような存在でした。
でも、そんな彼は、僕の真正面の机に座っていました。
これは、お互い、悲劇です。
なお、僕にとってはの話で、彼と仲の良い人もいたと思いますので、そこは誤解のないようにお願いします。
タイプの違いってどういうことかと言いますと、いわば、優等生タイプと不良タイプでした。
僕の当時の私生活はともかく、会社内では、一時期一人だけ女性で凄い人がいましたけど、彼女を除けば、一番きちんと仕事をしていました。
会社のルールはきっちり守りました。
机の上も中も、一番キレイでした。
基本的に最後まで会社にいて、一人でロールプレイングしていました。
または、取った契約のオーダー処理をしていました。
一方、I君は、会社のルールをほとんど守りません。
僕からみると、日頃の練習と生き方を含めて、あきらかにサボっています。
営業成績もよくありません。
そういう状態にもかかわらず、会社や仕事の文句ばかり言っていました。
僕からみると、実力があまりないのに、自分の意見を偉そうに言うタイプでした。
彼が話す内容は、今の状態の改善策ではなく、会社の悪口や、以前の仕事の自慢話や武勇伝をひたすら語ることが多かったです。
ぶっちゃけ、営業の会社ですから、本人の営業成績さえ良ければ、偉そうにしたって、多少会社のルールを守らなくたって、僕は構わないんじゃないかと思っていました。
でも、残念ながら、彼は営業成績も悪かったので、僕はI君を認めることができませんでした。
1週間に1回、僕の大嫌いだった成績チェックがありましたが、彼は毎回「しっかりやります」というんですね。
すかさず、僕は心のなかで突っ込むわけです。
「いや、いや、君、ずっとしっかりやってないから。」
「サボっているから、その成績なんだよ!」
「考えてないから、具体策も浮かぶはずがないよ!」
「謙虚さがなくて、威張ることしかできないからだよ!」
今では申し訳なかったと思いますが、当時の僕は、そう思っていました。
僕の一番悪かった点は、内心、彼を馬鹿にしていたことです。
言葉には出してなかったとは思いますが、たぶん、バカにした苦笑いをしていたのじゃないかなと思います。
I君は、それを察してだと思いますが、僕のことをかなり嫌っていました。
お互いイラッとする存在なわけです。
生き方が全く違う人っていますよね?
ちなみに、彼のことは、嫌いではありましたけど、仕事で成果を上げてほしいとは思っていましたのでから、いろいろとアドバイスはしました。
僕の使っているトークを教えたりもしました。
心のどこかで「話せば分かってくれるだろう」と思っていました。
でも、彼に善意のつもりで伝えたアドバイスは、すべて逆手に取られて、さらに嫌われました。
僕は、陰口を叩かれまくりました。
おそらく僕も彼に関する愚痴を、上司に言っていたのではないかと思います。
もし僕が、今のコミュニケーションのスキルを持っていたら、あそこまで嫌われることもなかったとは思いますが、僕自身も残念ながら、当時は営業しかできないコミュ障野郎だったのです。
会社の飲み会で、彼はわざわざ僕のところまで来て、さんざん嫌味を言ったこともありました。
その時などは、彼の淀んだ濁った感情が僕の心のなかに入ってきた感じになって、胸が苦しくなって体調が悪くなったのを憶えています。
では、僕は、彼に対して、どうすべきだったのでしょうか?
彼との明確な心の境界線を引いて、心の距離感を保てばよかったのです。
まず、今ハッキリと分かることがあります。
とにかく、相手を理解しよう!
相手を理解しなくちゃいけない!
これは、無理ですね!
しょせん、お互い理解できません。
そのような努力をしているうちに、自分の心が壊れていきます。
ご機嫌でなくなります。
だんだん不機嫌になってきて、体調も悪くなります。
できれば、少しでも仲良くなりたいなーーー!
無理です!
少しどころか、さっき話したとおり、よけいにこじれます。
「ちゃんと仲良くなろう」と思わなければよかったのです。
彼に期待しなければよかったです。
相手に期待するから、相手が自分の思い通りにならないから、腹が立つのです。
じゃあ、期待しなければ、腹が立つことはありません。
あそこまでの嫌悪感を抱くこともなかったのです。
彼との心の境界線を、明確に引けてなかったから、頑張ってしまったんです。
頑張りすぎると、僕らは苦しくなるんです。
腹が立っているのを我慢すると、さらに苦しくなるんです。
だから、境界線を引くことが最善策です。
「ここまでは、頑張る」
「ここからは、絶対に頑張らない」
この考え方をもとにすると、過去の僕に、このようにアドバイスしてやりたいです。
仕事をサボるやつを許せない?
いやいやいやいや。
そんなの、放っておけばいいじゃん!おまえにの給料に関係ないよ。
彼の営業成績が悪くても、お前のせいじゃない!彼自身の問題だ。
上司としては、とりあえず頑張ったよ。
もうこれ以上、頑張らなくてもいい!
人間関係を良くしたい?
いやいやいやいや。
それは無理だよ!
彼とお前は合わないよ。
自分の中で心の境界線を作っておけばいい。
過去の自分に、こんなふうに言ってやりたいと思います。
あと、合わない人に特にやってはいけないのが、正論をぶつけることです。
I君の場合は、仕事全般の素行が悪かったのですが、注意などは本当に最低限にして、正しいことは、なるべく言わないほうがいいです。
合わない人に対して、正論を言うと、必ず反感を買います。
正しいことより楽しいことです。
まとめますと、合わない人からは、なるべく離れましょう。
物理的な距離を取れない場合は、心の中で明確な境界線を引いて、なるべく快適な心の距離感を保ちましょう。
合わない人と仲良くなる必要は、まったくありません。
あなたは、頑張らなくてもいいのです。
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